人間関係がしんどい、と感じている人の多くは、
周りに気を遣い
空気を読み
相手を大切にしようとしている
ちゃんと、頑張っている人が多い。
それなのに、
・なぜか疲れる
・気持ちがすり減る
・一人になるとどっとしんどくなる
こういう状態に陥ってしまう。
ここでまずお伝えしたいのは、
それは「努力が足りないから」ではありません。
多くの場合、
力の使いどころがズレているだけなんです。
目次
人間関係がしんどくなるとき、何が起きているか
人間関係が苦しくなるとき、
頭の中ではこんなことが起きています。
・嫌われていないか
・変に思われていないか
・ちゃんとできているか
つまり、
意識が「自分」に強く向いている状態。
この状態で人と関わると、
無意識に「自分を保つ」ための力を使い続けることになります。
表情
言葉
態度
距離感
すべてを微調整し続ける。
これ、長く続けたら疲れるのは当然です。
「頑張る方向」が違うと、関係は重くなる
ここで少し視点を変えてみます。
人間関係が安定している人をよく観察すると、
実はそこまで「頑張って」いません。
相手を操作しようともしないし、
好かれようともしていない。
でも冷たいわけでも、無関心でもない。
じゃあ何が違うのか。
それは、
自分をどう見せるかに力を使っていない、という点です。
代わりにやっているのは、
「自分の状態を整えること」。
ここを間違えると、
人は「人に向かって頑張る」ようになります。
すると、
・期待されたい
・評価されたい
・失敗したくない
という力が常に働き、
関係性そのものが重くなる。
自然体とは「力を抜くこと」ではない
よく
「自然体でいればいい」
と言われますが、
これを
「何も気にしないこと」
「何もしないこと」
と受け取ってしまうと、うまくいきません。
自然体とは、
無責任になることでも、投げ出すことでもない。
自分の内側が整っている状態のことです。
・今、無理をしていないか
・必要以上に背負っていないか
・自分を守るために頑張りすぎていないか
こうした点に気づき、
少しずつ戻していく。
すると、不思議なことに、
人に向かって力を使わなくても、
関係が安定し始めます。
人は「整った人」に安心する
人は、
完璧な人
すごい人
強い人
に安心するわけではありません。
安心するのは、
無理をしていない人です。
余計な緊張がなく、
場にちゃんと居られている人。
そういう人といると、
こちらも無理をしなくて済む。
結果として、
自然と関係が続いていく。
愛されようと頑張った結果ではなく、
整えた結果として、
関係が育つ。
この順序を間違えないことが、とても大切です。
今日からできる、小さな視点の切り替え
もし今、
人間関係が少ししんどいと感じているなら、
「もっと頑張ろう」
ではなく、
「今、どこで無理をしているかな」
と自分に聞いてみてください。
・合わせすぎていないか
・抱えすぎていないか
・自分の感覚を後回しにしていないか
一つ気づくだけで十分です。
人間関係は、
気合で良くするものではありません。
自分を整えた結果、
自然と育っていくもの。
頑張ってきた人ほど、
次に必要なのは「足すこと」ではなく、
「戻すこと」かもしれませんね。
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