自信を身につけるには?
自信は「才能」ではなく、
自分との信頼関係から生まれます。
人は、自分に自信をつけようとするとき、
誰かよりも秀でているもの
を探したり、
それを身につけようとしがちです。
資格、実績、能力、評価。
そうしたものを積み上げることで、
「これで自分は大丈夫だ」と思おうとします。
しかしこれは突き詰めると、
「誰かと自分を比べること」で
自信を得ようとしている状態
でもあります。
比較で自信をつくらない
比較によって作られた自信は、
実はとても不安定です。
なぜなら、
- 自分より能力の高い人が現れたとき
- 大きな失敗をしてしまったとき
- これまで評価されていた強みが否定されたとき
信じていた拠り所が、一気に崩れてしまう
からです。
比較による自信は、
つねに自分の外側に基準があります。
だから、状況が変わるたびに揺れ、
人が現れるたびに不安になります。
自信の定義
ここで一度、言葉そのものを見てみましょう。
自信 = 自分を信じる
読んで字のごとく、
本来の自信とは
「自分という人間との信頼関係」
のことです。
能力の高さでも、
評価の多さでもなく、
「自分をどれだけ裏切らずに生きてきたか」
その積み重ねが、
確かな自信を作っていきます。
自分との約束を守っているか?
自分との信頼関係は、
どうやって築かれていくのでしょうか。
答えは、とてもシンプルです。
自分と交わした約束を、
どれだけ守ってきたか
大きな目標である必要はありません。
- 今日はこれだけやると決めたこと
- 逃げずに向き合うと決めたこと
- やめると決めた習慣をやめたこと
こうした
小さな約束を守り続けた経験
が、
少しずつ自分への信頼を育てていきます。
「わたしはすごい」ではない
このようにして育った自信は、
「俺はすごい」「私は強い」
という感覚とは少し違います。
どんなことがあっても、乗り越えられる
途中で転んでも、また立ち上がれる
これは万能感ではありません。
「自分は、自分を見捨てない」
という、確信です。
自分との約束が基準になる
自分との信頼関係ができてくると、
人と比べて落ち込むことは、自然と減っていきます。
なぜなら、
自信の基準が
他人
から
自分との約束
に変わるからです。
実践
だから、今日からできることは一つです。
本当に小さなことでいいから、
自分と約束をし、それを守ること
誰にも見られていなくても、
誰にも評価されなくても構いません。
その積み重ねが、
揺るがない自信を、
静かに育てていきます。
比べるための人生ではなく、
信頼を深めていく人生を歩んでいきましょう。
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