気が合わない人がいる時の発想の転換法

「気が合わない人」を、どう捉えるかで世界は変わる

気が合わない。
そういう人って、必ず一定数いますよね。

「なんでこんなことするんだろう」
「なんでここは気にしないのに、そこは気になるんだろう」

そんなふうに感じる場面は、
誰にでもあると思います。

多くの人がやってしまう反応

こういうとき、
多くの人はこう考えます。


「この人とは合わない」

そして、距離を取る。
関わらないようにする。
できれば避けたい存在として扱う。

これは、とても自然な反応です。
間違いではありません。

ただ、この捉え方をすると、
人間関係は「縮めるか・切るか」しか選択肢がなくなってしまいます。

同じ状況でも、全体を上げていく人がいる

一方で、同じように「気が合わない人」がいても、
それをうまく活用しながら、
自分も相手も、そして全体も引き上げていく人がいます。

では、そういう人は、
この状況をどう捉えているのでしょうか。

答えは、シンプルです。


「この人は、自分とは異なる角度を見ている人なんだ」

そう捉えています。

人は全方位を見ることができない

人にはそれぞれ、
価値観や思い込み、得手不得手があります。

だから、

一人で、あらゆることを全方位的に網羅することはできません。

野球で例えると、わかりやすいです。

走るのが得意な人。
パワーがある人。
戦略を組むのが得意な人。

それぞれ得意分野が違うからこそ、
チームは成立します。

同じタイプばかりを集めても、
強いチームにはなりません。

「気が合わない」は、視点が違うということ

気が合わない人というのは、
言い換えると、


「自分が見えていないところを見ている人」

でもあります。

自分が気づかないところに気づいてくれる。
自分が重要視していない部分を、重要だと感じている。

これを、角度で例えてみます。

360度ある世界のうち、
自分が見ているのは、例えば20度。

そして、気が合わないと感じるその人は、

自分とは真逆の20度

を見ている人かもしれない。

発想を少し変えるだけで、関係性は変わる

そう捉えると、
発想が変わります。

「わかってほしい」
「同じようにしてほしい」

という気持ちが、自然と薄れていきます。

その代わりに、
こんな発想が生まれてきます。


「あの人が見えていない部分を、自分がフォローしよう」

そして同時に、
「自分が見えていない部分を、あの人が補ってくれている」
という見方もできるようになる。

こういう人は、自然と一目置かれる

この視点を持てる人は、
無理に人を変えようとしません。

でも、流されもしない。

違いを否定せず、

役割として活かす

だから、
場全体のバランスがよくなっていきます。

そういう人は、
どんどん周りからも一目置かれていくんですね。

気が合わない人は「敵」ではない

気が合わない人は、
敵でも、排除すべき存在でもありません。


自分とは違う視点を担っている存在

そう捉えられるようになると、
人間関係は一気に楽になります。

全員と仲良くする必要はありません。
でも、全員を同じ角度に揃える必要もない。

違いを「問題」にするか、
「補完」にするか。

その選択ひとつで、
自分も、相手も、場全体も、
少しずつ上がっていくようになります。

 

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